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夢追翔
2025-12-29 07:01:39
2025/06/16
忘れられたくない。
……
まっさらなページを開いて、何かを書かないといけないと思えば思うほど言葉が浮かんでこなくなる。忘れられないために続けていた習慣も、一度手を離してしまうとこんなにも辛くて重たいものだったんだと思い知らされる。結局惰性で絞り出していただけで、本当の言葉なんてあそこにはなかったのかも。僕がただ、あの子を好いているということを証明し続けるだけの言葉に、意味なんかないのかもしれない。
あの子ことを書き続けていたのは、忘れられないためだ。僕がずっとずっとあの子を想っていることを、あの子に思い知らせるためだ。なんて自己愛だろう。こんなに尽くしてるんだから、振り向いてくれるよね?好きになってくれるよね?そんな魂胆が見え見えだ。絶対にあの子はあたしを好きになんかならないのに。
なのになのに、なんで僕のところにくるんだろう。どうして、甘えてくるんだ。俺の事どうしたいの、俺のことなんか、わすれちゃえばいいのに。
……
誰も僕のことを知らないところに行きたい。誰にも知られずに、ひとりで、
……
僕も君も矛盾を抱えて生きている。人生って苦しいね。
……
寂しくない。寂しくない。不安じゃない。大丈夫。何も、心配されるようなことなんて、ない。
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